歴史に埋もれた廃線跡~碓氷峠
アウトレットモールを後にし、今回最後の目的地である碓氷第三橋梁、通称「メガネ橋」に向かいます。簡単に言えばかつてこの地を走っていた旧信越鉄道の廃線跡です。廃線とは言っても、地元自治体の方を中心に保全活動や清掃が行われているため、「使おうと思えば使える状態」になっている綺麗な廃墟です。
時折ブレーキが効かなくなった際の緊急避難場所が姿を表します。記憶に新しい人もいるかもしれませんが、この地は2016年1月に「軽井沢スキーバス転落事故」として大々的にニュースで放映されたその現場でもあるのです。
メガネ橋到着!圧巻のスケール!
写真ではお伝えできなくて残念ですが、自分の目で見てみるとものすごい迫力です。こんな建造物が日本の過去の歴史の中で造られていたのだと思うと素直に感心してしまいますよ。
このレンガ造りの重厚な建造物の見た目がメガネに似ていることから、通称「メガネ橋」として現在でも多くの人から愛されています。
このアーチの正体はかつて営業されていた信越鉄道の橋脚。つまりこの上は本来列車が走るところなのです。今では廃線となっているので、観光客が自由に行き来できるようになっています。
曲げん橋を登るとそこには雰囲気木抜群のトンネルが!!
今でこそ電線とレールはありませんが、内部は補強はされているものの当時の面影を色濃く残しています。
かつてはこのトンネルを列車が走っていたんですね。
自然と調和したトンネルの入り口。いかにも廃墟って感じが魅力的。
この先もトンネルが続きます。さらに歩くとレールや柱も出てくるのですが、そこまでいくと人間の手が加えられていないため危険度が増します。まぁそこまで歩くにはかなりの根気が必要ですが……。
日本各地に点在している廃線跡の中でも、こちらのメガネ橋は比較保存状態が良いので当時の面影を探すことは容易です。逆に朽ち果て、自然と同化していくような廃墟を求めている人には向かないかもしれません。写真の通り遊歩道には手すりも完備されていますから、完全な野ざらしの「廃墟」というよりかは自治体が管理している「歴史的保存物」の意味合いが強いように感じます。
15:00帰宅開始
メガネ橋を探索後、旅の目的はコンプリートしたので一同は帰路へと向かいます。
コンビニで休憩し、高崎ICから所沢ICまで高速に乗ることにしました。あえて浦和ICで下りなかった理由として「高速代金が約半分くらいになるので節約できること」そして「外環が時間帯的に混んでいる事」が挙げられます。とりあえず所沢ICで下りれば463をひたすら突っ切れば越谷に戻ることができます。果てしなく長いけど……。
2時間後帰宅
荷物も多かったので大変でした。とりあえず昨日旧軽井沢で購入しショコラブレッドをいただきます。軽井沢に立ち寄った際は毎回購入してしまうくらい美味しいパンなんですよ。
手がチョコで汚れてしまうくらいチョコがぎっしり入っており、外は固いのに中がふっくらという典型的な美味しいパンの要点が見事に凝縮しています。
これもなかなかの美味……チョコレートファクトリーの果実チョコです。写真のチョコはストロベリーなのですが、よくある香料でごまかすタイプのチョコとは異なり本当の果実がゴロゴロと入っています。
いやぁ~優雅ですねぇ~~~。
この優雅さの要因として大きなものが「明日も休み」という環境でしょうね。
こんなにたくさん寄り道したのに明日は休み……こうした心の余裕がさらに食事を美味しくさせてくれます(笑)
連休がある場合は今回みたいに仕事帰りに行くのもなかなか良いのかもしれません。
ちなみに今回ずっと運転をしてくれたアスパラガス君には感謝です。鋼鉄豚君とは美味しいお酒の時間が過ごせました。ねるねる大会なんて大会って言ってる割には地味ですけど記憶には焼きつきましたね。なんだかんやで今回の軽井沢ドライブは大成功です!
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