雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう
夜更けでもないに雪が降ってきた!
とりあえず20時まで時間があるので、前橋市街地を探索する。探索とは言ってもスーパーで買い出しするくらいだけどね。
あとは特に何もない。ブラックさんが「群馬は田舎ですからねぇ~。」とか言っていたが、正直茨城もそんなに変わらないだろと思った。
本人いわく茨城の方が若干都会らしいが、どちらもよく知らない都民から見ればローランドゴリラとマウンテンゴリラの違い程度しかないように感じてしまう。
ただどちらにも間違いなく魅力はあるので、行きたい所用があれば何も考えずに行けばいい。これはどの地域にも言えるが、群馬も茨城も素敵なところだ。
しかしここで事件が発生!
20時に合流するはずのもう一人が時間になっても来ない!というか連絡がないからどこにいるのかも分からない!
そしてチェックインの時間は刻一刻と迫ってくる。そういえば仕事終わりに歓送会があるとか言っていたな……。
ただそれも含めての20時合流だったので、もしかしたらお酒がまわって寝てしまったのかもしれない。さて、どうしよう。
しばらく待つが一向に連絡がとれない。せめて今いる場所さえ分かれば対策が取れるのに……。
ブラックさん「このままじゃ間に合いませんよぉ~。ほら、到着時間が21時34分になってる。これ以上待ってたらまずいですよぉ~(∵)」
苦渋の決断!
自分「行こう……。」
- とりあえず進行方向上に前橋駅がある。さすがに駅からバスで20分の距離で歓送会なんてやらないだろうから、もしかしたら連絡の取れるタイミングで合流できるかもしれない……。
こんな思いを胸に車は走り始めた。走り始めてから20分……ようやく連絡が来たのだが、時すでにおしゅし……ではなく遅しだった。
鋼鉄豚さん「大ちゃぁ~~ん!電車で来て!」
ゲストであるはずのもう一人が、まさかの電車移動になった決定的瞬間だった(笑)
と言うことで合流する予定だったもう一人は電車で合流というイレギュラーな事態に遭遇したが、逆に自分達は宿泊予定の太田(群馬県)に定刻通りに到着できた。
とりあえずチェックインには間に合ったので、荷物を部屋に置いてもう一人の到着を待つ。予定では22時過ぎには現地に到着するらしい。
太田市街地を探索していれば時間もすぐに過ぎるだろう。時間を潰せる場所を探すとドンキくらいしかないので店内を探索する。
……。
…………。
……?
何か様子がヘンダーソン!よく見るとドンキだけではなく他の建物も同じ雰囲気を醸し出す。この空気感はどこかの廃墟に似ている。
違和感の正体は通行人だった。ほとんど日本人がいない。フィリピン系、アフリカ系、ネパール系……なんだか外国(アジア諸国の)に来たのではと錯覚してしまうほどだ。
しかし、目線を駅に向けると綺麗で広大な空間に近代的なビルがポツポツと並んでいる姿が見えてくる。この近代的なビル群のそばに廃墟のような建物が密集しているのだ。
それらを見ていると、なんだか区画整理に失敗したシムシティのように見えてきてしまった。
とりあえずこの写真を手がかり(どう見ても無茶な)にもう一人には来てもらおう。群馬県民だから土地勘があるかもしれない。
つづく
コメント