正統進化のマイナーチェンジ
年末に日産ノートをシェアカーで借りました。
そもそも「シェアカーって何?一台の車を複数人で所有するの?」って質問が起きそうですが、そんな貧乏臭いことはありません(^o^)
イメージ的には24時間10分単位で利用できるレンタカーと同じです。別に誰かとシェアするわけではなく、借りたい時間に空きがあれば予約を取って乗るだけです。
つまり『シェアカー=いつでも使えるレンタカー』という感じですね。
時間的な制約が少ないので凄く便利なんですけど、シェアカーっていう名前で損してると思います。いかんせん名前が貧乏臭いですよね^_^;
さて、本題に入りましょう!
なんかシェアカーのラインナップにノートが追加されたので興味範囲でレンタルしてみたのですが、パッと見た感じデザイン的にかなりまとまっている印象を受けました。
写真はマイナーチェンジ後なので日産のデザインイメージである(現状の)Vモーショングリルを新たに採用しています。
基本的にマイナーチェンジを境にデザインが酷くなる車って意外と多いんですよ。先代トヨタカムリとか三菱ディアマンテとかね。
前期型はまとまっていたのに、後期型で新しいデザインテイストを無理やり盛りこむものだからフロントの派手さとリアの地味さのバランスが最悪でした。
フルモデルチェンジならともかく、マイナーチェンジで車の顔を大幅に変えるのはちょっと難しい感じがしますね。基本骨格には手を入れられないので限界がありますから……。
そう考えると日産ノートはマイナーチェンジで新しいテイストを盛りこみつつ、全体のデザインを違和感なくまとめた珍しい例ではないでしょうか。
次に走行インプレッションです。事前にスーパーチャージャーが付いてるような感覚で乗ったのですが、これはついていないのかな?
調べてみるとノートには1,200ccのNA(自然吸気)モデルと1,200ccスーパーチャージャー、そして電気自動車のeパワーがあるらしく、このラインナップで見るならNAモデルでしょうね。
どう考えてもスーパーチャージャーを積んでいるような軽快な加速はありません。ただ車体が軽いので、エンジンに力がなくても普通に走ります。
ボディ自体は最新のモデルということもありそこそこガッチリしています。10年前のコンパクトカーと比べると明らかに進化したなと感じることが出来ます。
日常的に買い物か何かで使用するならストレスなく運転することが出来そうです。
反面インテリアはチープかな……いや、このクラスなのでガストに高級料理を求める発想の方がおかしいんですけど、見た瞬間にダイレクトに感じるプラスチック感はもう少し工夫すれば誤魔化せたと思います。
このあたりはホンダフィットやマツダデミオの方が良く出来ていますね。素材自体は簡素ですけど、簡素に見せない工夫が随所に見られます。
近年の日産車の特徴でもありますけど、比較的大きく太い操作レバー(方向指示器、ワイパー)は使いやすくて好感が持てます。
反面ステアリングホイール(ハンドル)はなぜか下の部分だけ水平に処理されており、完全な円形ではないんですよね。これが回しているうちに変な感じがすると言うか……。
まとめ
いいんじゃないですかね、選択肢として。室内のチープさも値段を考えれば妥当であり、道具として使いこむならけっこうありですよ(^o^)
全体のデザイン的には数あるコンパクトカーの中でも洗練されていてスタイリッシュだと思います。
日産で一番売れているモデルらしいので、その分だけ整備経験も蓄積されているでしょうから万が一のトラブルの際も迅速に対応してくれるのではないでしょうか(^o^)
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