東埼玉自動車教習所オフィシャルブログ

車レビュー!BMW Z4編

どもどもこんにちは

タイトルは完全にブラックスカイウェイブさんのそれをパクリました(笑)ネタ不足なので自分の車ネタでいきたいと思います。

車種名  BMW Z4

BMWが販売している2シーターのオープンカーです。電動ハードトップなのでスイッチひとつですぐにルーフ(屋根)を開閉できます。

一般的にはルーフが布で出来たソフトトップ(マツダロードスターなど)が主流なのですが、Z4の場合はハードトップ(金属製)なので遮音性や温度管理に優れているんですね。

お値段は500万円くらい。もともとはBMW5シリーズ(528i)を購入しようとしてディーラーに足を運んだのですが、急遽案内されたZ4のルックスにビビっときて買っちゃいました。

まぁ5シリーズよりは安いので若干お得感はありますよね(^O^)BMWを買うなら6気筒と言うひとつのこだわりを持っていたので一応間違いではないです。

メカニズム

・直列6気筒自然吸気2500cc

・駆動方式FR

・最高速度264キロ

現在ではマイナーチェンジで絶版となってしまった希少な自然吸気2500ccエンジンを搭載しています。自然吸気なのでアクセルを踏み込むと6気筒エンジンの豪快な音が響きますね!

走行モードを「スポーツ」に切り替えるとサスが固くなり、可変マフラーによってエンジン音も雄叫びをあげるようになります。イメージ的にはコォォォーーーン!!って感じの小高い音になります。

ただトンネルに入るとうるさいです。これは純正なので仕方がないのですが、バリバリのスポーツカーにチューニングしていると勘違いされたくないので少々ネックな部分ではあります。あくまでジェントルに走りたいです。

3000ccターボモデルだと速さは凄いのですが、どちらかと言うとエンジンではなくマフラー音の迫力が強調されてしまうんですね。それはそれで迫力があっていいですけど(^O^)

それに3000ccモデルだとなんだかんだで1,000万円くらいはしますから、2,500ccモデルは性能的にも価格的にも非常にバランス良く出来ていると思います。

とにかくBMWが手掛ける最後の自然吸気6気筒エンジンなので、大事に手入れをして長く使えたらいいなぁと思います。

操作性

外車なのでウィンカーとワイパーの位置が逆なのはご愛敬です。教習車に乗り換えると間違えてワイパーが作動してしまうことがあります(笑)

装備関係はBMWブランドを象徴するかのように、5シリーズ相当のものは全て搭載されています。地味にヒルスタートシステム(坂道で後ろに下がらないよう自動的にブレーキがかかる)が非常に便利です。

オートライトやオートワイパー、自動防眩ミラー(光が当たるとフィルターが作動する)、自動姿勢制御装置などは当然ながら標準です。ランフラットタイヤなのでパンクもしません。

パドルシフトはマグネシウム、エアコン吹き出し口のつまみやスイッチ類の装飾はすべて金属です。このあたりをプラスチックのメッキ加工で済ませてしまう日本車とは思想の違いが浮き彫りになっていますね。

ユーティリティー

BMWに限らずメルセデスやアウディなどのドイツ車は、走行性能にウエイトを置くためお世辞にも優れているとは言えません。

このあたりは日本車の得意分野なので、ユーティリティー面においては紛れもなく日本車の圧勝だと思います。

ただZ4には一応カップホルダーが搭載されています。他メーカーのオープンカーがほとんどオプションで対応するなか、はじめから標準装備されている恩恵はなかなか大きいです。

シートの裏にもカバン程度なら置けるスペースがあり、少々の荷物なら不便なく使えます。

総合的な感想

とにかく日常的な使い勝手は悪いです。典型的なスポーツカーの象徴であるロングノーズは、見通しの悪い交差点での視認性が良くないのは確かですね。

食材などの買い出しに行こうものなら間違いなくトランクに入れないと助手席が使えなくなります。Z4とは別に日常用としてポルシェカイエンを真面目に検討してしまったくらいです。

ただ……これだけ使い勝手が悪くても、それに有り余るほどの走行性能が全てを許してくれます(笑)Z4に限った話ではありませんが、本当にBMW車は運転をしていて楽しいんですね。

普段は窮屈なのにルーフを開けてオープンにすれば、そこには1億光年以上の天井が広がります。ただのロマンの塊です(笑)

路面をガッチリと掴み、アクセルを踏みこんだ分だけトルクを引き出してくれる……これって当然のようでなかなか出来ない日本車って多いんですよ。

やっぱり燃費とか経済性とか求められるベクトルがそもそも異なりますから、ようは自分自身の使い方に合わせた選択をすることが大切なんです。

ですから燃費性能を求めたり日常ユースで使用することを想定するなら明らかに不向きな車です。恐らくプリウスの方が満足できます。

ライバルとしてはメルセデスのSLCクラスが挙げられますが、Z4も含めて趣味性の高い車なので、日常ユースよりも人生を愉しく生きていきたい人に向いている車だと思います。

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