<鋼数記>
METAL Numbers
・One witness shall not testify against any METAL to cause him to die.
1人の証人の証言のみでメタルを死に至らせてはならない。
旧約鋼書より引用
初心者ギター卒業に近づいた諸君は、新たなギターを求めて楽器屋へと旅立つだろう。
エレキギターには実にいろんな種類がある。
見た目や音、音域や機能等々、様々な違いが諸君達を惑わすのだ。
だが、豚の経験上、欲しいと思うものは入店してから一周りすれば既に決まっている。
気に入ったものをとりあえず試奏してみよう。
この時大事なのは自分なりの弾きやすさだ。
クリーンでのローコード、開放弦の気持ち良さ、ハイポジションの弾きやすさ、単音のニュアンス等……。
加えて、自分好みの見た目であれば、その瞬間に購入が決定する。
今回はIbanezさんのSRG 470 FMZを紹介しよう。
24f、フロイドローズ、尖ったヘッド、黒いボディにかっこいい杢目!!
この見た目は、当時の豚の心を鷲掴みにし、購買意欲を駆り立てた。
Ibanezさんと島村楽器さんのコラボ楽器であり、かっこいい上に音も好き。
当時の価格は確か、8万円程度。
前回のものより確実にグレードアップしている。
音に関しては、いうまでもなくこちらの方が綺麗だ。
動画を比べてもらえばわかるだろう。
このギターの特徴は、アイバさん独特のゴリゴリな強い音!
それから、豚は普段あまり使わないが、動画前半に使っているフロイドローズのアーミング。
アーミング中、顔は隠れているが若干ドヤ顔だ。是非、確認して欲しい。
今回の動画は、前半試奏、後半にピックアップの場所による音の違いについて作ってみた。
アンディゴ(豚のiPhone)がきちんと音を拾えているか定かではないが……。
ピックアップ:DiMarzio
フロント:Air Norton
リア:Tone Zone
この見た目でこの配置、流石アイバさんと言わざるを得ない。
アイバさんにはこれからも鋼鉄の魂で走り抜けて欲しい。
では、動画を見ていただこう。
なかなか良い音だろう。
やはり、このギターは歪ませてもクリーンでもかっこいい。
ピックアップは基本、リア側は冷たい硬めの音、フロント側は甘く丸い音となっている。
リア側のハーフトーンが弾いていて、とても気持ちがいい。
動画の最初もこのトーンで弾いている。
だが、微妙なニュアンスは聴けば聴くほどわからない。
第一印象が大事だ。
エフェクターでさらに自分好みにして弾き倒してあげよう。
ちなみに、最後に弾いたのはpolyphia(バンド)のaviatorという曲のギターソロの一部である。
豚の現在の演奏技術では、動画のものが限界であるが、本家は異常に速く複雑かつ長いソロであり、かの Jason Richardson が担当している。
高速で流れる美しい音の粒を、恐ろしく丁寧に弾く彼のプレイ。
全シュレッダーギタリスト必聴の曲である。
このギターは、2010年に購入したもので、全体的に錆びてきており、メンテもほぼしていない(弦張り替えも半年以上はやっていない)ため、非常に弾きにくい。
そろそろメンテナンスをしてやりたいと思っている。
今回はここまで。
次回は 変形ギター二本立て だ!!
どんなギターが出てくるか楽しみにしていてくれ!
変形ギターはいいぞ。
では、また!
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