匠の技

ねるねるねるねをねるねるねるね

~ねるねるねるねの美味しさを加速させる匠の作り方~

【ねるねるねるねとは】人類の食品に対する想いを科学と言う答えで体現したもの。どこからどう見ても「合成着色料は使用しておりません」という言葉がしっくり来ない色をしていることで有名。初期は魔女のCM(テーレッテレー♪)で一世を風靡したが、当時魔女役で出演していたこの女性は現在行方不明である。


①まずはパッケージを豪快に開いてみよう。別に鮮度が落ちるとかそういうことはないが、勢いよくパッケージを開けることでこれから行う調理の準備運動となる。写真を見れば一目瞭然!!まるで大地の裂け目のような荒々しくも勇ましい地球の姿を投影しているかのようだ。


②付属品の確認。そのどれもが神々しい輝きを放つ。しかも誰にでも投入する順番が分かりやすいようにパッケージ自体に番号がふってある親切設計。元祖ユニバーサルデザインの称号を与えたい。


③ついに1番の粉を投入し、ケースの端についている計量カップをもぎ取る。この計量カップの中に水を入れることで、面倒な必要量を計算する手間を排除することに成功している。ご覧の通りの表面張力!!水が溝ではないところから流れているが、これは「人生そんなにうまくはいかないよ」と言うことを間接的に教えてくれるクラシエフーズ(ねるねるねるねの製造元)の良心なのかもしれない。


④そしてゆっくり、かつ丁寧にかき混ぜていく。このかき混ぜ方がポイント。付属のスプーンを立てるようにし、スプーンの向きは変えずにゆっくりと確実に混ぜていく。こうすることで気泡の中にも“ぶどう香料”の風味が閉じ込められ、より一層芳醇な香りとなったねるねるねるねを食す権利が生まれるのだ。これぞまさに匠の技!


⑤よく練ったところで慌てずに2の粉を投入する。ここでゆっくりかき混ぜないと粉が飛び散り大変なことになる。間違えても3の粉を入れないようにしよう。よく分からない変な液体が出来上がってしまう。


⑥さらにかき混ぜると、なんと色が変わる!!紫からピンクに!!なんだこの科学反応は!!むしろこれ自体が合成着色料ではないのかと言う疑問点も生じるが、こんな食べ物が中世のヨーロッパでお披露目されたならまさしく「魔女の仕業」として騒がれるであろう。


⑦最後に3の粉を隣に入れて完成!!まるで口に入れるとパチパチしそうなキャンディーが付属しているが、別に口に入れたところでパチパチもしない。この色とりどりのキャンディーの味はおそらくただの砂糖…。これだけなめたところで美味しいというわけではない。しかしねるねるねるね自体のねっとりとした芳醇な味のなかに、このようなアクセントがあることによって非常に大きなバランス効果を生み出している。ねるねるねるね単体では飽きてしまうかもしれないが、このキャンディーがあることによってそれを防止する効果があるのだ。カレーでいうライス、納豆でいうご飯のような対になる存在なのであろう。私はねるねるねるねの中にひとつの神を見た。


以上。

かなり大げさに紹介しましたけど、とりあえず当時の魔女役の人の安否が心配です。

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