車の引き取り
昨日オイル交換のために預けた車を引き取りに行きました。やっぱり土曜は混んでますね。奥の方に案内されて、前回撮影しそびれたi8を撮ってきました。(BMW i8↓↓↓)
なんか通常のi8とは異なり、オールカーボンマット塗装仕様なので軽く2,000万円は超えるそうですよ。それでいてエンジンは1,300cc+モーターのハイブリッド。それでいて最高出力が362馬力、最大トルクは58.1というモンスターマシン(笑)
簡単に言うとめっちゃ速いっていうこと!トヨタヴィッツと同等の排気量でトルクが58.1ってやばいですね(´・ω・`)しかもあえて迫力を演出するためにスピーカーで合成したエキゾースト音が流れる。ひょえぇ~って感じです。
そんでディーラーの人とZ4 35i(直6ターボモデル)の話を伺う。けっこう今のZ4のデザインが気に入っていて、長く乗るならターボモデルでもいいかなって聞いてみたんですよ。だいたいターボモデルだと安くて800万円くらい。しかもMスポーツに7速DCT。
一番肝心のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の評価が知りたくて直接聞くことにしました。DCTはいわゆる2ペダル式MTです。単純にMTのクラッチ操作を自動化しただけのシンプルなもの。なので道路交通法上はAT限定免許でも可能らしい。
ちなみにけっこう勘違いしている人も多いみたいですが、いわゆるATのMTモード(シフトレバーをカシャカシャ動かすやつね)はMTになったのではなく、あくまでATの制御をMTっぽくしただけ。MTになったわけではないんですよ、そもそも構造違うから。
このDCTの評価が凄く分かれるので、購入の際はけっこう重要な要素だったりします。ちなみに以前、似たような機構をもつFIAT500のデュアロジック(こちらも2ペダルMT)に乗ったのですが、いかんせんギクシャクしててストレスメガMAX!
過去記事はコチラより

トルコン式ATの滑らかさに慣れてしまったこの身において、欧州人が好むとされるダイレクト感がよく分からなかった(^_^;)実際にAT比率の高い日本とアメリカにおいてはDCTは嫌われる傾向がありますしね。その要因として……
DCTの特徴
- MTなのでダイレクト感がある(トルコンが必要ないので)
- 動力伝達ロスが少ない(トルコンがないので)
- クリープ現象がない(トルコンがないので)
- 高性能スポーツカーに向いている
- 逆に日常使いには向かない(高速走行向け)
- 排気量が大きくないと加速がしにくい
- 壊れやすい……と言われている
- 壊れた場合の修理費が下手すると100万超える
等々。
まぁ故障しないことが前提の日本人には敬遠されそうですよね(・.・;)だけどそれも考え方の違いで、BMWのような欧州車は部品の交換が前提なのでメンテナンス時期になると警告が出るんですよ。
これがほとんど出てこない国産車に乗っていると、この警告を「故障」と勘違いしてしまうんですよね。実際はその部品だけ交換すれば簡単に直ってしまうことがほとんどです。
ということで、35iは検討中ということで幕を下ろしました(笑)
とりあえず引き取る時の図……(↓↓↓)
あれ!?
洗車してくれたのかな?預けた時より綺麗になっているような……。今回の点検で冷却水とオイル交換を行ったので、エンジンの回転もより滑らかになりました。こうした点検による変化が顕著に表れるのもドイツ車の特徴ですね。
「オイルは燃えるものではなく燃やすもの」と説明してくれたディーラーさんの一言が頭をよぎりました。なるほどね。
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