光速度不変の原理
前回のこの画像についてだが、観測者AとBの「同時」に不一致があることを示している。
もしこれが一般の物理的な現象なら、だれもが一度は疑問に思うだろう「電車の中でキャッチボールをしたらどうなるのか問題」のように、ボールの速度と電車の加速度により下の例のようになる。
つまり、外から見ようが中から見ようが結局「同時」に両端へ届くが、光の場合はこの「Aのボールが-30km/h」で動くようには動かない。
光速度は不変なので「普段と変わらない速度で動く」ため、観測者Aにとって光は後端に先に到達する。
一方観測者Bにとってみれば、みんなが普段感じているように光は同時に両端へ到達するだろう。
これを「同時の相対性」という。
次回は時間の遅れについて書いてみようと思う。
この問題を考えながら待っていてほしい。ではまた!
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